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G1 COLUMN

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「“牙の抜けた柴田”が、どこまで俺を熱くできるのか?」「中嶋選手に“質問したいこと”がある」『G1』前に言いたい放題! 内藤哲也インタビュー(前編)【G126】

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(以下、L・I・J)結成を足掛かりに、新日本プロレスの頂点まで一気に上り詰めた内藤哲也。1年前とは激変した環境の中、今年の『G1 CLIMAX』へどう臨むのか? シンガポールで独占キャッチ!直撃インタビュー前編!

■「柴田戦で復活した、永田裕志の自信を木っ端みじんにしてやりますよ」

――さて、内藤さん。今日は『G1 CLIMAX』の公式戦に絞って、お話を伺います。

内藤 ハイ。よろしくお願いします。

――Bブロックにエントリーしている内藤選手の初戦は、7月22日(金)後楽園ホールの永田裕志戦となります。ベテランでありながら柴田勝頼選手とNEVER無差別級王座を争うなど、永田選手は非常に元気ですけど。

内藤 ええ。柴田との試合で充実感もあり、自信も復活したんですかね? まあ、そうじゃなきゃあ何の楽しみもない相手なんで。それはそれで、彼が思う“ストロングスタイル”を味わってみたい気持ちもありますよ。

――永田さんは、強烈な打撃技も多いですけど。

内藤 う~ん。“ああいうスタイル”も別に嫌いじゃないけど、俺が追い求めているものとはちょっと違うかなという部分もある。別にどっちが正解だというのはないけどね。ひとつ言えることは、去年、天山にも言ったけど、「もうそろそろあなたたちの出番はないんじゃないの?」と。まあ、柴田戦で復活した自信を木っ端みじんにしてやりますよ(ニヤリ)。

――次は7月24日(日)後楽園でマイケル・エルガン選手と当たります。これまでエルガン選手との接点は?

内藤 そうですね。たしか、去年の5月に行ったROH遠征で、1回だけシングル(マッチ)をしましたね。でも、あまり印象に残ってないなあ。

――とはいえ、エルガン選手はIWGPインターコンチネンタル王座を獲得するなど、いまもの凄く勢いに乗っている選手です。

内藤 ええ。人気もあるし、インターコンチを獲ったし、なんかメキシコ・CMLLでもトーナメント(カンペオナート・ムンディアル・エリーテ2016)で優勝したとか。たしかにマイケル・エルガン、ノリにノってますよね。でも! 俺はすでにIWGPヘビー級ベルトの存在さえも超えてしまった存在なんでね。

――それほど脅威とは思われていないというか。

内藤 フフフ。まあ、べつに彼の実績に関して焦る必要もないし。マイケル・エルガン……。まあ、体型が丸っこいですから、俺の手のひらの上でコロコロと転がしてやりますよ(ニヤリ)。

■「俺から矢野にアドバイスをするとしたら、『長期戦で来たほうがいいよ』と」

――7月27日(水)長野で当たる矢野通選手とは、今年の『NEW JAPAN CUP』準決勝戦(3月12日青森)以来の対戦となります。そのときは内藤選手が2分32秒という短いタイムで勝利しました。

内藤 ハイ。「また短期決戦を狙ってくるのかな?」と思うけど、俺はその短期決戦で勝ってますから。逆に、俺から矢野にアドバイスをするとしたら、「長期戦で来たほうがいいよ」と。

――それはどうしてですか?

内藤 だってさ、彼は東京マラソン(2015年2月22日)で完走したんでしょ? スタミナにはかなり自信があるはずだから。ぜひ長期戦で挑んできて欲しいと思います。それが、彼が俺に勝てる可能性のある唯一の方法なんじゃないの? 

■「柴田勝頼? 最近、“ギラギラ感”がないんじゃないの? と思いますね」

――次は7月30日(土)名古屋の柴田勝頼戦。以前、柴田選手とは抗争を繰り広げていました。

内藤 ハイ。去年の秋あたりにけっこう絡んでましたけど、割と楽しかったですね。でもね、俺以上にきっと柴田のほうが楽しかったんじゃないの? 「新日本プロレスにケンカ売りに来ました」と言っていたころの、あのギラギラした柴田が俺の目の前にいましたから。

――内藤選手が、もう一回、柴田選手に火を付けたというか。

内藤 でも、約1年経って、またあのころの柴田じゃなくなってきちゃったのかな? 「最近、“ギラギラ感”がないんじゃないの?」とも思いますから。柴田の一番の魅力というのは、あの“ギラギラ感”でしょ。そのへんを「俺がまた出してやろうかな?」と思います。

――当時、内藤選手も感情むき出しでやり合ってたのが印象的です。逆にいえば内藤選手も、あそこまでの感情は出していないようにも見えますが?

内藤 そうですか? まあ、いまの牙の抜けた柴田が、はたしてどこまで俺を熱くすることができるのかどうか? それは柴田しだいじゃないですか。彼の腕の見せどころですよ(ニヤリ)。

■「中嶋選手? 俺の中では、あの頃の“中嶋少年”のイメージしかないからね」

――続いて8月1日(月)高松大会、本間朋晃選手と対戦です。

内藤 ええ。ただね、そもそもこの2年間の『G1 CLIMAX』公式戦でたった1勝しかできていない人間が、なんでまた出て来るの? 直前に(7月3日)盛岡で行われたNEVER戦でも柴田に完敗しておいて、「どのツラ下げて出てくるんだ?」と言いたいっすね。

――たしかに盛岡では完敗と言われても仕方のない内容だったというか。

内藤 まあさ、最近はプロモーション活動や芸能活動も忙しいみたいなんで、どうせ新日本のトップが獲れないんなら、もうこのまま芸能活動のほうにシフトチェンジしたほうがいいんじゃないの?

――かつての“盟友”に厳しい発言ですね。

内藤 ヘヘヘ。どうせ、今年の公式戦も1勝とか2勝とかしかできないんでしょ? だったらもうこれで『G1 CLIMAX』は最後にしたほうがいいんじゃない? なんならプロレスも最後にして、芸能活動に専念していただきたいっすね。

――次は8月4日(木)福岡で、プロレスリング・ノアの中嶋勝彦選手と当たります。これまで中嶋選手とはまったく接点がないですね。

内藤 まったくないすね。……ただね、中嶋勝彦選手に、まず俺から彼に質問したいことがあるんですよ。

――あ、そうですか。

内藤 「中嶋選手、あなたはノアを背負って『G1』に出てくるんですか? それともCHAOSの選手として出てくるんですか?」と。だって、タッグマッチで毎日のようにCHAOSと組んでるからさ。なので、「ノアとCHAOSの関係ってなんなんですか?」と。まだ矢野&丸藤組はまだわかりますよ。向こうのGHCタッグのベルトも持っているから、筋は一応は通ってる。ただし、中嶋選手。「あなたはそれでいいんですか?」と言いたいですね。「CHAOSの皆様と仲良くやりたいがために『G1』に出たんですか?」と。

――たしかに唐突な感じはしますね。

内藤 もしかして、CHAOSに入りたいの? このままCHAOSに入って、新日本プロレスに上がり続けたいの? 俺はそのへんを中嶋選手に聞いてみたいね。ただし、「試合を組まれただけで、別に俺はCHAOSの仲間じゃない」みたいなつまらない普通の返答はいらないですよ。

――実際に試合で闘うことについてはどう感じていますか?

内藤 まあ、これは中嶋選手にとって非常に重要な試合ですよ。だって、こんなおいしい舞台はないでしょう。ただでさえ、新日本プロレスのリングで試合ができる。しかも『G1 CLIMAX』という舞台。しかも、彼の地元である福岡でのメインイベント。さらに、対戦相手はいまプロレス界で最もおいしいL・I・Jの内藤哲也。もうね、彼にとってこれ以上ない条件がバッチリ揃ったわけ。だから、彼にはこのチャンスを生かして欲しいねえ。

――中嶋選手は28歳。若いながらも現在のノアを背負っています。

内藤 15歳でデビューしてキャリアは13年ぐらいですよね。じつはね、彼が新日本のリングで試合してるの、俺は会場でお客さんとして見てたから(笑)。

――なるほど。年齢とはべつに、キャリアでは中嶋選手のほうが先輩なわけですね。

内藤 俺の中では、“あの頃の中嶋少年”のイメージしかないからね。これだけのチャンスですから、あれからどれだけ変わったのかを、この内藤に、そして新日本プロレスを応援して下さる皆様に、見せつけるチャンスですから。「“中嶋少年”がんばれ」と言いたいですね。

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