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G1 COLUMN

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「ノアを欠場して『G1』に出る、その“覚悟”を見せたい」「柴田選手との“蹴り合い”で負けたくはない」中嶋勝彦インタビュー(前編)【G126】

いよいよ開幕目前となった“真夏の最強戦士決定戦”『バディファイト presents G1 CLIMAX 26』。今回は、ノアから初出場する中嶋勝彦選手に直撃インタビュー!今回は前編をお届け!

■「自分でも、まさかいまの新日本のリングに上がることになるとは思っていなかった」

――さて、中嶋選手。まず、今回の『G1』初出場を聞いたときの率直な気持ちは?

中嶋 いや~、正直信じられなかったですね! 自分の中でも、まさかいまの新日本のリングに上がることになるとは思っていなかったので。いきなり、目の前に新日本というものが飛び出てきたというか。しかも舞台が『G1』ですから、 ノアファンの方も驚いていましたし、「ついに『G1』に出るんだね!」っていう声も多かったです。

――今回の『G1』出場選手は6.27後楽園で発表されたんですけど、場内ビジョンに選手が順番に映っていく中で、ファンからかなり大きな歓声を集めたのが、中嶋選手だったんですよ。

中嶋 それ、あとから聞いてビックリしたんですよ! 「あれ、アウェイじゃないのか?」と思って。ちょっと不思議な感覚というか。

――ここ数年、他団体からの初参戦選手はなかったので、意外性と期待が入り混じった声だったのかもしれないですね。ただ、2014年のノアの7.5有明大会で、当時ダイヤモンド・リング所属だった中嶋選手はタッグで後藤洋央紀&柴田勝頼組と対戦していますが、その試合直前に「二人のどちらかに勝って、ボクが代わりに『G1』に出ます」という発言もされていて。

中嶋 そうですね。でも、そのときの自分は、まだいろんな意味で“遠い場所”だったというか。でも、今回は縁があって、ノア所属として参戦できることになって。やっぱり、感慨深いものはありますね……。

――今年に入り、中嶋選手は『LION’S GATE』には参戦していますが、新日本の本戦に出場するのは、かなりひさびさですよね?

中嶋 ええ。たぶん、新人以来ですね。もう、10年以上前になるんじゃないですか?

――それこそ『G1』でいうと04年に、中嶋選手は前座戦線で田口隆祐選手や後藤洋央紀選手と切磋琢磨していて。

中嶋 まだ、田口選手も後藤選手もヤングライオンだった頃ですね。で、ボクが16とかで。

――まさに“中嶋少年”というか(笑)。

中嶋 ハイ。完全に“中嶋少年”です(笑)。当時はよく、地方巡業とかで田口選手たちにコインランドリーに連れていってもらったのを覚えていますよ。たしか、ヤングライオンのトーナメントにも出場したような気も……?

――04年10~11月に行なわれた「ヤングライオン闘魂トーナメント」ですね。中嶋選手は安沢明也選手、後藤選手を破って決勝に進出して、田口選手に敗れるも準優勝の結果を残して。

中嶋 正直、あの頃は10代半ばで、まだいっぱいいっぱいでしたし、あんまり記憶がないんですけどね(苦笑)。でも、覚えていたとしても、当時といまの新日本はまったく違うでしょうし、あまり参考にならないというか。

■「ノアの大会を欠場して、リスクを背負って『G1』に上がるので、その覚悟を見せたい」

――そういう意味では今回はある種、新鮮な気持ちですか?

中嶋 そうですね! 新しい闘いの場に踏み出すような意識です。

――『G1』の闘いに対するイメージはどんな感じでしょうか?

中嶋 新日本に上がっていた頃の僕は、まだジュニアだったので、ヘビー級の凄さを最初に感じさせてくれたのが『G1』だったというか。きっと、中嶋少年は驚いたでしょうし、「いつか、自分もこういう試合ができればいいな」と思ってたんじゃないですかね。

――ヘビー級のリーグ戦に参戦するという部分では、中嶋選手もノアのグローバル・リーグ戦を経験されていますが、『G1』への心構えは?

中嶋 『G1』を闘う上での準備はできていますよ。せっかく参戦する以上、ただ出るだけじゃなくて結果を残さないと。そもそも、今回はノアの大会を欠場して、リスクを背負って『G1』に上がるので、その覚悟は見せたいですね。真夏の熱い舞台で、自分なりの“ストロングスタイル”を貫くだけです。

■「柴田戦は、楽しみの一言ですね! ただし、蹴り合いで負けたくはない」

――Bブロックの各公式戦についてお聞きしたいんですが、初戦の7月22日(金)後楽園では、現在ノアに参戦中の矢野通選手と対戦します。

中嶋 やっぱり、今回のブロックの中では一番身近な感じがするというか(笑)。しかもノアの7.16後楽園でタッグのタイトルマッチもやりますし(矢野&丸藤正道組のGHCタッグ王座に、中嶋&マサ北宮組が挑戦)。

――さらに中嶋選手は『G1』開幕戦の7月18日(月・祝)札幌では、矢野選手とタッグも組みます。

中嶋 そういう意味では、公式戦の前に矢野通のことを知れるかな、と。でも、ちょっとほかの選手と比べても異色のレスラーですよね(苦笑)。ボクの中ではけっこう、攻略が難しい選手とも思うので、十分に警戒したいと思います。

――続いて7月24日(日)後楽園では柴田勝頼選手と激突します。中嶋選手は過去に一度だけ、柴田選手とシングルで対戦していますね。

中嶋 なんか、「シングルでやった気がするなあ」とは思っていたんですけど、やっぱり試合してましたか(苦笑)。

――ハイ。06年4月に「ビッグマウス・ラウド」のリングで対戦し、そのときは18歳の中嶋選手がトライアングルアームロックで敗戦しています。割とファイトスタイルはキックを主体として似ている部分もあると思うのですが、いかがですか?

中嶋 いやもう、この試合は楽しみの一言ですね! いまの柴田選手と自分がどんな試合ができるのか、ワクワクしかないですよ。蹴り合いで負けたくはないです。

■「新日本の真髄を知っているであろう永田裕志と、新日本のリングで闘える、凄くやりがいを感じます」

――そして、次は7月27日(水)長野大会で、こちらも『G1』初出場のEVIL選手と初対決を迎えます。

中嶋 キング・オブ・ダークネスですよね。いや、正直、やってみないとまったくわからない相手というか……。映像で観るかぎりは、「凄くパワーを活かした技を使う選手だな」という印象です。でも、パワー系の相手はボクの中では得意だし、ノアでも免疫は十分にあるので。

――ちなみにタッグでも対戦経験のない選手との初シングルというものは、中嶋選手にとっては楽しみなんでしょうか?

中嶋 はい、ワクワクしますね! ある程度、映像を見て研究もするんですけど、詰め込みすぎないようにするというか。基本的には臨機応変に向かっていきたいというか。プロレスは“生モノ”なので、そこを楽しみたいというのはありますね。

――なるほど。その次は7月30日(土)愛知大会で永田裕志選手と対峙します。永田選手ともシングルでは初対決になりますが、タッグでは何度か当たっていますよね?

中嶋 ハイ。ノアでは何度か。ホント、“ミスターIWGP”と呼ばれていた選手ですし、そういう部分では、新日本プロレスの“顔”だと思いますから。いま一番、新日本の真髄を知っているであろう永田裕志と、新日本のリングで闘えるというのは、凄くやりがいを感じます。それに、ホームでの永田裕志は、ノアのときとはまた違うと思いますし。

――永田選手の警戒する点は?

中嶋 そうだなあ……。永田選手の打撃やスープレックスとか、どの攻撃も非常に強烈な選手ですけど、ペースという意味では、やっぱり “白目”には持っていかれたくないですね(ニヤリ)。

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